【完】シンアイ

長かった梅雨が開けて、雲一つない晴れた日にコンビニに行って少し買い物をした日、バケツをひっくり返したような雨にげんなりしながらコンビニで傘を買って家に帰ろうとした時、二度目に結衣ちゃんに会った

正直、嬉しかった

会えたことも、俺を覚えていてくれた事も仕事の憂鬱なんてすべて吹っ飛ぶくらいに嬉しかった

結衣ちゃんと過ごす時間が欲しくて引き留めた
そこに大きなリスクがあると分かっていても

結衣ちゃんが帰って雨を見るのが嫌で、カーテンを締めて仕事に取り掛かろうとした時、書類に張られた付箋を見つけた

俺がこの一週間ずっと悩んでいた原因を、結衣ちゃんは付箋に箇条書きで書いていて、俺が思いつかなかった発想に拍子抜けした


< 149 / 400 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop