【完】シンアイ

そんな信也さんも、心当たりがないインターホンの音に眉間にシワを寄せていて、お互い顔を見合わせて眉間にシワを寄せたまま首を傾げて、でもお互いの考えは、多分一緒だと思う

警察が来たかもしれない

「とりあえず出てみるから、結衣ちゃんはここに居てね」

険しい表情で玄関まで歩いていって、そこから直ぐに話し声が聞こえる
何を話しているかわからない程度の声で、ハッキリとは聞こえない

洗い物を終わらせて手を拭くのと同時に、知らないスーツを着た女性が二人リビングの入口に立ち塞がる

さて、信也さんはどうしたんだろうか


< 203 / 400 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop