優等生の腹黒@学園ラブ物語 キアラとカシアス 魔法の恋の行方・シリーズ9

キアラ・アラゴンの処分

キアラが、学校内で刃物を振り回したという件は、大きな事件になった。

カシアスが、気にはなっていたのは・・・
あの、<確実に仕留める>と言った、キアラのナイフ使い・・・・

アラゴン家の戦闘能力。

校長先生が、キアラの処分を決めるらしい。

夕方、グレイズ先生がグラウンド脇を歩いていたのを見つけて、
カシアスは全力疾走した。

ピューマ出身だけあって、とにかく足が速いのだ。
「グレイズ先生っ!!」

グレイズ先生が、「何事か」と立ち止まった。

「ああ、カシアスか・・どうした」
カシアスは前屈で、肩で息を整えながら、
「この件で・・・
キアラ・アラゴンは・・どうなるのですか」

グレイズ先生は歩いたまま、話を始めた。

「彼女も、アラゴンだったということなのだが・・」

カシアスも、隣に並ぶように歩いた。

「アラゴンは、剣も弓も、競技ではなく、
戦闘訓練を常にしているということだ」
< 33 / 81 >

この作品をシェア

pagetop