私の人生を変えてくれた人 3 前編
「だよね…」
「うん…
あっ、着いたよ
降ろすね」
そして私はソファーに降ろされた
隣に雄斗も座った
「あれ?
消毒しないの?」
「ん?
するけど香音の話が終わってからね」
「そっか…」
「それで?
その安部先生ってどんな人なの?」
「………良い先生だとは思う…
関口先生も安部先生は良い先生って言ってた…」
「関口先生が言うなら大丈夫だな」
「安部先生は……雄斗に雰囲気が似てるんだ…」