恋の仕方、忘れました


すると一気に力が抜けて、肩で大きく呼吸を繰り返す。



「まだ終わってねぇよ」

「……鬼」



主任は汗ばんだ私の髪を撫で、頬にキスを落とす。
たったそれだけなのに、果てたばかりの私の身体は敏感に反応してしまう。


そして主任は自分の服を脱ぎ捨てると、ベッドボードから四角い袋を取り出した。



「もう挿れていい?」

「……はい」



本当はもう少し休憩したいくらいだけど、今日は激しくしてほしいと言ってしまっただけに、従順になる。

すると主任は、私の下着剥ぎ取ると、本当に何の躊躇もなく一気に奥まで貫いた。



「───あぁっ、」

「お前濡れすぎ」

「うぅ、ごめんなさ、い」



イったばかりでヒクヒクしているそこは、容易く主任を受け入れた。

主任がゆっくり動き始めると、その度に下腹部がきゅうっと締め付けて、だらしなく声が漏れる。


ゆっくりじっくり奥を突かれると、その度に痺れるような快感が襲ってきて、腰を震わしてしまう。

その快感に耐える度に足先に力が入って、主任を締め付ける。



「成海」

「は、い」

「お前と付き合って良かったと思ってるよ」

「…あっ、んん、」



意識が朦朧とする中の主任の不意打ちに、幸せすぎて思わず泣きそうになる。


主任の一言一言が、私に響く。
彼は絶対に私が欲しい言葉しかくれない。
私がどうあるべきかを瞬時に見極めてくれる。


付き合えて良かったと思ってるのは、私の方だよ。

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