地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて
そう言ってもらえるのは物凄く心強い。
心強いのだけど……
「桜羽さん、うるさいですよ」
「えっ、す、すみません」
呉乃さんと話していると、先生から怒られてしまった。
話している私の方がどう考えても悪いけど、私1人だけを怒るんだ……
「先生ー、それ言ったら俺も話してましたけどー?」
「呉乃君はいいです」
……依怙贔屓にも程がある気がする。
苦笑を浮かべながら、それ以上叱られることはないよう話さず静かに授業を聞いた。
「午前中の授業は終わったし、結々ちゃん昼食を一緒に食べよう?」
「は、はい……」
昨日と同じく、私はすっかり疲れていた。
理由はもちろんずっと睨まれていたから。
これからもずっと睨まれ続けるのかな……
嫌だなぁ……