地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて
先生が呼んでいるのなら、行った方がいいよね……
紫堂さん達の方を伺った。
「それ、俺達全員が行かなきゃいけないやつー?」
「はい、全員行くようにと言われました!」
「……なら、仕方ないね。行くしかないみたいだし行くよ。結々ちゃん、ごめんけど先に食べてて」
「あ、わ、分かりました」
こくこくと頷いた。
「はぁ、めんど」
「哀、そう言っても仕方ない……」
「それは分かってるよ」
紫堂さん達を見送って、私は1人自分の席でお弁当を取り出した。
食べ始めようとしたところで……
「ねぇ、ちょっといい?」
「えっ、あ、は、はい。い、いいですけど……」
先程紫堂さん達に声をかけた女の子に話しかけられた。
その後ろにはその子と仲が良い女の子が2人立っている。
何だか顔が険しい……