地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて
どうして、この人達が……?
進級してから今まで教室に来たことなかったはずなのに……
それに、名前も。
昨日は名前で呼ばれてなかったのに……
疑問でいっぱいの私に対しての鋭い視線。
「何あれ、羨ましすぎるんですけど」
「しかも、名前呼び……throneの皆様とどういう関係?」
「地味羽のくせに」
女の子達から敵意に満ちた視線を向けられた。
こ、怖いなぁ……
萎縮しながら仕方なく自分の席へと向かった。
「お、おはようございます。あ、あの、どうして急に教室に来られたんですか?」
席に着くと、挨拶を返して、恐る恐るさっき思った疑問を聞いてみた。
「結々がいるからだよー」
私がいるから……?
それはどういう意味だろうか……?
よく分からないのは、きっと私の頭が悪いせいだよね。
「え、えっと、そうなんですね」
無理矢理自分を納得させて、席に座らせてもらった。