極上タラシオトコの本気を引き出す方法



「やっぱり大変な道なんですね。
でも、ほんとにそんな風に努力を重ねられるのってすごいと思います」



そう言うと、早川先生はいやいやと手を振って



「ごめん、自慢したかった訳じゃなくて、

こっちに来て、ある人たちに出会って、そのかっこ悪い意地が間違ってたなって思ったんだ。


ひとりは広瀬先生。

広瀬先生は立派な医者家系に生まれて将来約束されてるのに、努力惜しまないし、プライベートもちゃんと充実しててさ。
俺にもちゃんと気配りできて、先輩たてるのも上手くて。
もうほんと、あいつにはたぶん俺、一生勝てないなと思ってる」




早川先生の口から広瀬先生の名前が出て少しドキッとしてしまった。


それに、早川先生からの評価が広瀬先生そのものですごく私は暖かい気持ちになった。

それと同時に広瀬先生の凄さを実感してしまって、やっぱり私からはすごく遠い存在の人だったんだなぁ。
なんて少し寂しい気持ちになっていると、早川先生は私の方向にぐっと身体の向きを変えて、さらに言葉を続けた。


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