極上タラシオトコの本気を引き出す方法



お風呂を沸かし終えてからも、早川先生はなにかを強引に聞くわけでもなくただそばに居てくれて、私を優しくぎゅっと抱き締めてくれた。



「ごめん、ずっと悩ませてたね。
俺も焦りすぎてた。

全然、ゆっくり考えてくれたらいいし、俺は後にも先にもきっと一緒にいたい女性は遠藤さんだけだと思う。


だから、一生かけて待ってる。
なんて言ったらめっちゃ重いけど、そのくらい俺の気持ちは硬いから。


だから遠藤さんのペースで答えを出してくれたらと思うから。」



どこまでも優しすぎる早川先生に私はまた更に涙が止まらない。
私ほんとに最低だ……。



「早川先生、優しすぎです。
私、こんなに酷いことしてるのに」


そんな私の言葉に早川先生は首を振って、


「遠藤さんの気持ちに気づいていながら自分の気持ちを押し付けようとしてた俺の方が酷いよ」


なんてまた優しい言葉をくれる。



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