極上タラシオトコの本気を引き出す方法
「でも、莉子?
早川先生と幸せになるって決めたんでしょ?
広瀬先生のことは綺麗な思い出。だから忘れないし忘れる必要もないと私も思ってる。
だけど、だからといって少ない可能性に掛けてわざわざ広瀬先生を選ばなくてもいいと私は思う。
だって、このまま行けば、収入、ルックス、性格全部素敵な男性と結婚出来るのに。
その機会を投げ出してまで、婚約者がいる人との可能性にかけるのはあまり賛成出来ない……。」
私の肩をポンポンと叩きながら紗耶はそう言ってくれた。
そうだよね…。
相手は婚約者もいる、まして私とは遊びで一緒にいただけ。
そんな人とまともに恋愛出来るのか…。
それは私も信じられないところだったし、私の期待をストップさせるのはいつもその部分だった。
「そうだよね、紗耶いつもありがとう。
彰人さんのこと大事にしようって決めたのに、こんなことでブレてちゃダメだよね」
「そうだよ!!って強く言いたいところだけど、莉子がほんとに広瀬先生のこと好きだってことは私もわかってたから。
でもほら!早川先生とは誕生日にまた旅行行くんでしょ〜!? プロポーズ、されるんじゃない??」