極上タラシオトコの本気を引き出す方法
肯定も否定もしない俺を見て、図星だったことを悟った井口は
「え〜〜まじ!?羨ましすぎなんだけど」
と俺の頭をグーでコツンと軽く叩いてきた。
そしてそのままの勢いを止めず、井口は畳み掛けるように話を続けた。
「てか、それは研修医が知ったらめちゃくちゃショックだろうな〜〜」
うんうんと自分で言った言葉に納得しているように頷きながら俺の方を見る井口。
「研修医?なんで?」
突然でてきた研修医という名前に俺がなんの事か分からないような顔をしていると、井口が少し驚いたように続けた。
「え?広瀬知らない?
未婚の研修医がこぞって遠藤さんのこと狙ってんだよ。
あんな人が彼女、奥さんとか最高すぎんだろ。
1年目の研修医からも2年目の研修医からも圧倒的に多い人気1位だぞ。
お前、遠藤さんと遊べることがどんだけの価値あることなのか、ちゃんと知っとけよな。
てか遠藤さんで遊ぶなよな〜。
わ〜マジショック。マドンナが……」