生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~
天使と死神?!
「ねえ、ちょっと君、大丈夫?」
若い男の人の声で、私はゆっくりと目を開けた。
あれ?身体が痛くない。
「確か私階段から落ちて…。」
と、ゆっくりと身体を起こしながら呟くと、
「そうだよ。君は階段から落ちたんだ。いや、正確に言うと、故意に突き落とされたんだ。ほら下を見て。」
と、言ってその黒髪の青年が指差した足元の先に目をやると、そこには病室のベッドで頭から全身包帯まみれで、呼吸器を付けられた自分が寝ていた。
その傍らで母が泣いている。
シュコ―、シュコ―と呼吸器の音と、ピッピッピッと心電図の音が、静かな病室に
響き渡っている。
「わ、私…死んだの?」
と、言うと、その青年は、
「いや、まだだ。まだ死んでないよ。」
と、少し笑いながら言った。明らかに感じが悪い。黒いスーツと黒いマントに身を包んだその青年は、よく見ると顔立ちは整っており、背も高くスタイルも良い。さくらはハッとした。
「もしかして…あなた死神?」
青年は、さくらの質問を無視し、手に持った資料らしきものを見ながら矢継ぎ早に質問をしてきた。
「香山さくら17歳。同クラで仲良し4人組に先月からハブられる。で、その子たちから離れる為、
来年のクラス替えに向けて特進クラスに上がるべく猛勉強、奮闘中だったと。
仲良しねぇ、仲良しだったら突き落としたりするかな?君、君を突き落とした子に仕返ししたくない?」
「え?」
「このまま死ぬか、仕返ししてから死ぬか。」
「仕返し?」
「そう。君をこんな目に遭わせた奴らに仕返しするんだ。みんな不幸なればいいと思わない?」
青年はニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら言う。
『死神らしい考え方だわ…。』
さくらは両腕を組み、少し考えてから、
「私が幸福になることが、あの子達への一番の仕返しになると思うから、あなたの期待には応えられないわ。助かったところで、もう、幸せになれることはないから、このまま死ぬわ。」
と、返事をした。
「ハッハッハッ!」
青年は大きな声で笑うと、
「君はとても面白いね。」
と言った。とその時、頭の上から、
「おい!お前いい加減にしろよ!」
と、別の男の声がしたかと思うと、さくらの目の前に、白いスーツと白いマントで身を包んだ、これまた美しい顔立ちのブロンドで青い目の男性が現れた。
若い男の人の声で、私はゆっくりと目を開けた。
あれ?身体が痛くない。
「確か私階段から落ちて…。」
と、ゆっくりと身体を起こしながら呟くと、
「そうだよ。君は階段から落ちたんだ。いや、正確に言うと、故意に突き落とされたんだ。ほら下を見て。」
と、言ってその黒髪の青年が指差した足元の先に目をやると、そこには病室のベッドで頭から全身包帯まみれで、呼吸器を付けられた自分が寝ていた。
その傍らで母が泣いている。
シュコ―、シュコ―と呼吸器の音と、ピッピッピッと心電図の音が、静かな病室に
響き渡っている。
「わ、私…死んだの?」
と、言うと、その青年は、
「いや、まだだ。まだ死んでないよ。」
と、少し笑いながら言った。明らかに感じが悪い。黒いスーツと黒いマントに身を包んだその青年は、よく見ると顔立ちは整っており、背も高くスタイルも良い。さくらはハッとした。
「もしかして…あなた死神?」
青年は、さくらの質問を無視し、手に持った資料らしきものを見ながら矢継ぎ早に質問をしてきた。
「香山さくら17歳。同クラで仲良し4人組に先月からハブられる。で、その子たちから離れる為、
来年のクラス替えに向けて特進クラスに上がるべく猛勉強、奮闘中だったと。
仲良しねぇ、仲良しだったら突き落としたりするかな?君、君を突き落とした子に仕返ししたくない?」
「え?」
「このまま死ぬか、仕返ししてから死ぬか。」
「仕返し?」
「そう。君をこんな目に遭わせた奴らに仕返しするんだ。みんな不幸なればいいと思わない?」
青年はニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら言う。
『死神らしい考え方だわ…。』
さくらは両腕を組み、少し考えてから、
「私が幸福になることが、あの子達への一番の仕返しになると思うから、あなたの期待には応えられないわ。助かったところで、もう、幸せになれることはないから、このまま死ぬわ。」
と、返事をした。
「ハッハッハッ!」
青年は大きな声で笑うと、
「君はとても面白いね。」
と言った。とその時、頭の上から、
「おい!お前いい加減にしろよ!」
と、別の男の声がしたかと思うと、さくらの目の前に、白いスーツと白いマントで身を包んだ、これまた美しい顔立ちのブロンドで青い目の男性が現れた。