年下×幼馴染×お隣さん
コンコン。


「はーい」


LIVEが終わって、楽屋。

仁くんが来てくれた。


「凄くよかったよ、かっこよかった」

「ほんと?ありがと」

「凛ちゃ…」


ノックもせずに入ってきた紫陽。


「ごめん…」

「いいよ、別に」

「じゃあ、僕はこれで…またね!」


そう言って仁くんは帰って行った。


「邪魔しちゃった…?」

「んーん、大丈夫」


その日の夜の打ち上げでは紫陽と話すことは無かった。
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