まんまるお月様とおおかみさんの遠吠え①~人狼夫たちとのドタバタ溺愛結婚生活♥~
044 おしおき
聞き慣れた電子音が、部屋の中に繰り返し響き渡る。
私はスマホの電話機能でスピーカーに切り替えて、凛太さんへの電話をしていた。背後には雄吾さんが居て、私の事を大きな身体で覆うように緩く抱きしめていた。
『はい』
その声は凛太さんだった。良く通る、響きの良い低い声。
「あ、あの私、透子です。今日お会いした」
慌てて名乗ろうとするのを、ふふっと笑って凛太さんは遮った。
『透子さん。早速のお電話、ありがとうございます。待っていました』
「今、大丈夫ですか?」
『ええ。今日はちょうど、オフなので……透子さんこそ、大丈夫なんですか?』
凛太さんは、幾分含みを持たせるようにして言った。
状況的に良いか悪いかで言ったら、あんまり良くない。その時ふわっと雄吾さんの大きな両手が服の上から私の胸に触れた。気持ち良いところを、探るようにやわやわと揉みこんでいく。
「っ……もちろん、大丈夫です」
私はスマホの電話機能でスピーカーに切り替えて、凛太さんへの電話をしていた。背後には雄吾さんが居て、私の事を大きな身体で覆うように緩く抱きしめていた。
『はい』
その声は凛太さんだった。良く通る、響きの良い低い声。
「あ、あの私、透子です。今日お会いした」
慌てて名乗ろうとするのを、ふふっと笑って凛太さんは遮った。
『透子さん。早速のお電話、ありがとうございます。待っていました』
「今、大丈夫ですか?」
『ええ。今日はちょうど、オフなので……透子さんこそ、大丈夫なんですか?』
凛太さんは、幾分含みを持たせるようにして言った。
状況的に良いか悪いかで言ったら、あんまり良くない。その時ふわっと雄吾さんの大きな両手が服の上から私の胸に触れた。気持ち良いところを、探るようにやわやわと揉みこんでいく。
「っ……もちろん、大丈夫です」