まんまるお月様とおおかみさんの遠吠え①~人狼夫たちとのドタバタ溺愛結婚生活♥~
「んん~、どこなんだろう……この辺?」

 中のある敏感な部分に指が触れた時、私は思わず力が入ってしまった。

「や、やだ。春くんっ」

「わかったわかった。ここなんだね? うんうん。気持ち良いとこわかった。じゃあ、限界まで……気持ち良くなろうね?」

 春くんの指の抜き差しが、どんどん激しさを増していく。

 私の気持ち良い所をピンポイントで突くから、足はがくがくするし身体中に力が入ったままになってしまう。

 どんどん水音は大きさを増して、気持ち良さは加速していく。ぐじゅぐじゅっと音をさせ始めたあの部分に、一気に液体が散る。

「え? や、やだ。春くんっ」

「大丈夫。これは、お漏らしじゃないよ。透子。潮吹いたんだよ~。良く出来ました」

 やっと指を抜いてくれた春くんは満足そうに笑うと、濡れてしまっている自分の指をぺろっと舐めた。

「それじゃ、失神するまで、しようね? 俺は理人や雄吾みたいに大人じゃないから。遠慮は……しないから」
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