まんまるお月様とおおかみさんの遠吠え①~人狼夫たちとのドタバタ溺愛結婚生活♥~
「あっあっ。やあ、気持ち良いっ、あ、ああっ」

「はー、俺もめちゃくちゃ気持ち良い。最高。本当に、ずっと出来る」

 ぐちゅぐちゅっと音をさせて何度も何度も私の奥まで入り込む。潮を吹いたせいか、いつもよりぐっしょりと濡れているのを自分でも感じた。

「はあっ、一回いくね。まだまだするから覚悟して?」

 入り口の瘤が抜き差しを邪魔するのか、ガンガン春くんは激しく腰を打ち付けてきて、すごく気持ちの良いところも刺激されて、堪らない。

 熱いものが、お腹の奥の方で散らばる。

 春くんは大きく息をつきながらも、まだ腰を打ち付けるのをやめない。

「ああっ。も、もうだめ。今いってるから。はるくんっ……」

「うん、気持ちいー。ほんとう、たまらないよ。透子」

「やっ……ああっ……ああああっ……」

 ぐじゅぐじゅといやらしい音を立てるあそこはもう熱くて溶けそうで、二人で混ざり合ってしまいそう。

「今夜はとことんしよう? 透子。かわいい女の子をいじめるの、俺も好きみたい」

 ふふっと可愛い顔で笑いながら、春くんは動きを激しくする。

「やっ、も、もっとっ……ああっ……もっとしてっ」

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