きっと明日は輝くよ
「なに、これ・・・。」




【俺は誰にも必要とされない、ダメなやつだった。何してもうまくいかないし、こんな人生もう嫌なので。俺の家族にも今までありがとうと伝えてください。さよなら。】





え、これ、私が悪いの。。
そうだよね。




不安と恐怖で涙が込み上げてきた。
どうしよう。



寝たいのに、寝てる間に何か起きたら。




“プルルルル、、プルルルル”

「もしもーし、優奈どうした??」
「陽菜、、、ぃ、いまっ、、少しいい?」
「え、どうしたの!!??何があったの??」




大学の頃から仲良くしていた
陽菜に泣きながら全て話した。




陽菜はゆっくり聞いてくれて
優奈は何も悪くない。
何かあっても優奈のせいじゃないから。

そういってくれて
安心した。
でも、ただ怖い。職場も家も全部知られている。


激昂した家族がもし乗り込んできたら?
もしくは、本人がきたら?


そんなことを考えると体が震えた。





こんな時に。
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