きっと明日は輝くよ
“ピンポーーン”



「えっ。、」



こんな時に、だれ?



モニターにもうつってない。




怖い。






グズグズしてるとまたインターホンが鳴った。





「はーい、、」



「姉ちゃん、俺!はよ、あけて!」



「なんだ、智希か、、」

「なんだとはなに笑」
「鍵空いてるから入っていいよー」


智希は双子の弟で、少し離れたところに
一人暮らしをしている。


我ながら、怖いと言いながら
鍵を開けっぱなしにしてるところ
危機感ないよね。





「どしたん?その顔、泣いたん?」


「前に話してた彼氏おるやん?今日別れるって言えた」



「頑張ったやん!別れられてよかったわ。あんなやつ。」



「話した時はすんなり言ったんだけど、後からこんな連絡きてさ。」



智希にも全てのことを話した。



「そいつの親の連絡先とかないん?
おかしいやん。年下にこんなこと言うとか。」



「あるけど。」



そういって通話ボタンを押した。
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