もう、秘密になんて出来ないっ!
3.

side.REN


「お前のシスコン振りはマジで犯罪モノだな…」

「この痛みも背徳者ゆえのものなのだよ、賢太郎くん」

「なにが背徳者だよ。みあちゃんと血が繋がってないのをいいことにやりたい放題じゃねぇか。みあちゃんはまだこのこと知らねぇんだからあんまり困らせんなよな」

「みあに真実を話して早く結婚してぇ。今頃何してんだろ。電話してみようかな」

「その変態っぷりはドン引き超えて清々しささえ感じてきたよ…。そろそろラーメンのびそうだから食おうぜ」

ここは大学の食堂。珍しく午前から午後にかけて受けたい講義があって、同じ講義を受ける賢太郎と一緒に昼飯を食うところ。

俺も賢太郎もここの食堂の名物であるチャーシュー麺をチョイスした。

みあが作ってくれるインスタントラーメンの次に美味いと思う。
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