最強総長の愛するボディガード
今までの努力の成果を、思う存分見せつけながら。
そして私はまだ、心さんの説得を諦めていない。
どうか届いてと思いながら、舌を噛まないように言う。
「心……さんっ、こんなことしたらいけないって……分かって、ますよねっ?これが終わったら、心さんは……蒼凰さんや警察に」
「どうして私が負けるって思ってるの?」
「っ……」
その言葉からは、揺るぎない自信を感じた。
それほどに心さんは準備してきたみたいで。
「実は私の家、蒼凰と同じで財閥なの。だからその力で調べたんだっ、蒼凰たちの位置情報っ」
「っ……心さん!」
「そしたらねっ……ふふっ、蒼凰たちみんな一箇所にいたんだぁっ。あっちには百人以上を向かわせてるから、昏多分潰れちゃうと思うよ?それで居場所が無くなった蒼凰は私の元にやってくる。神は私の味方みたいだね、心羽ちゃんっ」
「……!!!」
百人以上って、流石の蒼凰さんたちでも不味いんじゃ……
そう思うと焦る気持ちが増して、私は襲いかかってくる敵の倒すスピードを上げる。
早く、蒼凰さんたちのところへ行かないと……っ
でも……
行くって、どこに?
そして私はまだ、心さんの説得を諦めていない。
どうか届いてと思いながら、舌を噛まないように言う。
「心……さんっ、こんなことしたらいけないって……分かって、ますよねっ?これが終わったら、心さんは……蒼凰さんや警察に」
「どうして私が負けるって思ってるの?」
「っ……」
その言葉からは、揺るぎない自信を感じた。
それほどに心さんは準備してきたみたいで。
「実は私の家、蒼凰と同じで財閥なの。だからその力で調べたんだっ、蒼凰たちの位置情報っ」
「っ……心さん!」
「そしたらねっ……ふふっ、蒼凰たちみんな一箇所にいたんだぁっ。あっちには百人以上を向かわせてるから、昏多分潰れちゃうと思うよ?それで居場所が無くなった蒼凰は私の元にやってくる。神は私の味方みたいだね、心羽ちゃんっ」
「……!!!」
百人以上って、流石の蒼凰さんたちでも不味いんじゃ……
そう思うと焦る気持ちが増して、私は襲いかかってくる敵の倒すスピードを上げる。
早く、蒼凰さんたちのところへ行かないと……っ
でも……
行くって、どこに?