最強総長の愛するボディガード


質問攻めになって面倒臭くなりそうだったので、俺はそこで電話を切った。



後で会ったら絶対何か言われるな。
ってか心羽起きて……ない、か……



心羽の睡眠の邪魔にならなくて良かったと安心する。



コイツ、蒼凰と連絡先交換してたんだな……
まぁボディガードだし普通するか。



「………」



俺のも入れとくか。



───────



自分の連絡先を勝手に心羽のスマホに入れ終わったあと、俺は心羽の寝顔を眺める。



コイツ、綺麗な顔してんな……
蒼凰が惹かれるのも分かる……って、俺一人で何考えてんだ……っ



気持ち悪い自分に眠気もどこかへ行ってしまったので、俺は心羽の顔を眺めながら心羽が起きるのを待つことにした。

< 48 / 151 >

この作品をシェア

pagetop