最強総長の愛するボディガード
質問攻めになって面倒臭くなりそうだったので、俺はそこで電話を切った。
後で会ったら絶対何か言われるな。
ってか心羽起きて……ない、か……
心羽の睡眠の邪魔にならなくて良かったと安心する。
コイツ、蒼凰と連絡先交換してたんだな……
まぁボディガードだし普通するか。
「………」
俺のも入れとくか。
───────
自分の連絡先を勝手に心羽のスマホに入れ終わったあと、俺は心羽の寝顔を眺める。
コイツ、綺麗な顔してんな……
蒼凰が惹かれるのも分かる……って、俺一人で何考えてんだ……っ
気持ち悪い自分に眠気もどこかへ行ってしまったので、俺は心羽の顔を眺めながら心羽が起きるのを待つことにした。