最強総長の愛するボディガード
最初に尋ねてきたのは結斗だった。
「え、彰人……その、大丈夫なの?」
「ああ、心羽ならな」
「心羽!?」
そう大きな声を上げたのは飴奈だ。
「二人、何があったの……?」
結斗のその質問には、答えないでおくことにした。
ただ看病をしてもらっただけで隠すようなことではないけど、何だっていいから、俺と心羽二人だけの秘密を作りたかったのだ。
それと蒼凰への牽制だな。
心羽も、聞いていなかったのか鈍感なのかその質問には答えなかったから、秘密に出来たと、そう思っていたのに。
いよいよ心羽と蒼凰が家へ帰る時となり、心羽を見送ろうとすると。
「心羽ちゃん、先に降りて車乗っててくれる?こっちで少し話したいことがあってさ」
そう言った蒼凰は、最後に一瞬だけ俺の方を見る。
俺か……
まぁ十中八九心羽のことだろうな。
「え、彰人……その、大丈夫なの?」
「ああ、心羽ならな」
「心羽!?」
そう大きな声を上げたのは飴奈だ。
「二人、何があったの……?」
結斗のその質問には、答えないでおくことにした。
ただ看病をしてもらっただけで隠すようなことではないけど、何だっていいから、俺と心羽二人だけの秘密を作りたかったのだ。
それと蒼凰への牽制だな。
心羽も、聞いていなかったのか鈍感なのかその質問には答えなかったから、秘密に出来たと、そう思っていたのに。
いよいよ心羽と蒼凰が家へ帰る時となり、心羽を見送ろうとすると。
「心羽ちゃん、先に降りて車乗っててくれる?こっちで少し話したいことがあってさ」
そう言った蒼凰は、最後に一瞬だけ俺の方を見る。
俺か……
まぁ十中八九心羽のことだろうな。