来る日も来る日もXをして
「昨日、うちに来た二人にコスプレさせていろんなことやらせてみたんですけど、全然駄目でした。先輩の方はイヤイヤ言いながら喜んでやってるのバレバレだし、同期の方なんてむしろノリノリだし興ざめですよ。だからやってらんなくて一晩中飲んでたんです。やっぱり本当に嫌がる人にやらせないとね。更科さんみたいに。」

その言葉に明日先輩が激昂し東雲くんに向かっていくのを必死で止める。

「だから私はもう東雲くんのところには行かないから!」

「ふーん、そうですか・・・あふ・・・眠みー・・・じゃ、僕は家帰って寝ますんで。」

「東雲っ!」

「先輩落ち着いて!」

明日先輩の前に回り込んで止める。先輩からの圧力がなくなり振り向くと東雲くんはいなくなっていた。
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