砂嵐のいたずら
チャールズの熱っぽい眼差しを見て直感した。
酔ってるよ…この人
私、いっぺんに酔いがさめたよ…。
とりあえず、テロリストの疑いは晴れて、命の危険はなくなったみたいだけど、
口説く………って…?
私のこと、からかってるに決まってる。
隣のホールの生オケがワルツを奏で始めると、
『踊ろうか…』
チャールズは私の手を取り、優雅にステップを踏み始める。
私はというと、ダンスなんて大学の卒業パーティー以来だから、足を踏まないようにするのに精一杯…。
個室で良かった…。