溺愛ヤクザの蜜愛条件~契約のキスが甘すぎる~
綺麗な人にはゴージャスな花が似合うなあと美祐が見つめていると「じゃぁ、次はこれ」とヨースケが受け取った箱から光る物を取り出した。

「えぇっ?!ウソ!きゃーっ!!ヨースケぇーっ!!」

マミは信じられないという顔をして叫ぶと、手にしていた花束を邪魔だとばかりにポイッとソファの向こうへ放り投げると、ヨースケに抱きついたのだ。

「あっ!花が!!」

心を込めて作った花束が輝いたのは一瞬で、既に誰からも見向きされない悲しい存在になってしまった。

「ありがとうー!」

しょんぼりする美祐に気づくことなく、ホストに囲まれた向こうからマミの喜ぶ声が店内に響いてくる。
花束が要らないなら返して欲しいが、まさかお客さんへ渡した物を返せとは言えない。
あれは既にマミの物なのだから。
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