竹取り物語

浮気

明日は仕事だから 家まで送ることにした。

家までの車中

『家の前まで行って良いのか?』
『うん!良いよ。だって大荷物があるから』
『迷惑にならないか心配なんだ…』

まもなく家に着いた。

外の賑やかさに 窓から外を覗く影が見えた。
おそらく母親だろ。

荷物を降ろし 急いでホテルに戻る。

部屋から純子にメールを送った。
しばらくして メールがきた。

電話帳から純子を選んで電話をしてみた。

『もしもし純子か?』

『はい!久しぶり!』
と弾む声がした。

修二は この旅に出る前に 純子にあたりを付けていた。
『あすの朝 迎えに行くが時間は? 待ち合わせ場所は? 』

『清水公園の東駐車場。時間は九時半でどう?間に合う?』

『わかった。逆算して、こちらを出る』

『楽しみだ』

『私も』

『おやすみ』
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