死神のマリアージュ
「なんか特進の神谷さんって、良いとこばっか持ってってる感じだよねー。もう人間のレベル通り越してない?」
「なんでも一通りできるって、器用貧乏?」
「嫌味満載だよね~」
「でもいいなぁ、神谷くんと同じクラスで」
「いやそれよりさ、入試組で特進入りしたあのチョンマゲ男子!えっと、なんて名前だったっけ」
「魁界人くんでしょ?めっちゃすっごいイケメンで背が高い!」
「そう!神谷さんって何気に魁くんとも仲良いよね~」
「え?あの二人つき合ってんの?」
「さあ。高1生活始まってまだ三日目だよ?いくらなんでもその展開は早過ぎない?」
「じゃあさ、私にも魁くんとつき合うチャンスがあるってこどだよね?」
「界人くんが相手にしないと思うよ」
「分かんないよ~?でも魁に目ぇつけてる女子は多いはずだよ。入学式の日に神谷さんを姫抱っこして保健室に連れて行った一件で、一気に認知度広まったからね」
「あれはカッコ良かったわぁ!私も魁くんに抱っこされたい!」
「じゃあ今倒れてみたら?」
「今倒れたフリしても、界人くん来てくれないよぅ。遠すぎでしょ!」
「こらっ1組女子!しゃべってばかりいないでサッサと立ち幅跳びを済ませなる!」
「は~い」
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