排他的に支配しろ


 下半身に何かが重く溜まっていく。

 ギリギリで張り詰めたものが弾けるように、突然。

 ──全部が、暴かれた。



「はい。よくできました」



 肩で息をするわたしを春日さんは優しく撫でてくれる。

 柔らかい手付きが、ふわふわ心地良い感覚を助長させた。

 いまの、なに……?



「ほら、ビクビク止まったでしょ」



 息が整った頃には、確かに痙攣はなくなっていた、けれど。

 明らかに、恥ずかしいことではあったような……。



「うぅ……、い、今の方法しかないんですか?」

「俺はこれしかしないかな~」



 とてもご機嫌だ。

 わたしが恥じらいを我慢すれば、嬉しそうな春日さんが見られる。

 悪くない条件……かもしれない。


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