クールな君と愛しすぎる僕
そのまま抱き合って、ぐったりしている寧音。
登羽は肘枕をして寧音の頭をゆっくり撫でながら、微笑み見つめていた。
「寧音ちゃん、寝る?」
「ん…」
トロンとした目の寧音を、ギュッと抱き締める。
すると、スースーと寧音の寝息が聞こえてきた。
「……寝た…かな…?」
フフ…と笑って、寧音を起こさないように腕を抜いた。
ベッドの下に散らばった自身の下着とスウェットを着て、ベッドを下りる。
~~~♪
オーブンレンジの音がなる。
中から、温めたタオルを数枚を出した。
「………っ…熱っ!!
ちょっと、温めすぎたかな?(笑)」
そして、適温まで冷ましながらベッドに戻る。
裸で眠っている寧音の身体を丁寧に拭き、下着と自分とお揃いのスウェットを着せた。
「よし!完璧!
…………寧音ちゃんおやすみ!んー」
チュッ!と口唇にキスをして、再びベッドを下りた。
ソファに座り、晴彦に電話をかける。
『登羽~』
「ごめんね、遅くなっちゃった!」
『ううん~』
「情報、ありがと!」
『どうする?掃除、しようか?』
「ううん。掃除するのは簡単なんだけど、急にいなくなったら、怪しまれるでしょ?
情報を、僕のパソコンに転送して?
後は、自分でやるから!」
『了解~!
…………ちょっと待ってな。今、転送したよ~!』
「………ん。きたきた!ありがとっ!」
【羽馬 真未の情報
━━━━━━━━】
晴彦との通話を切らずに、情報を確認する。
「フフ…」
『ん?登羽?』
「良い情報ー見ぃつけた!」
『あー!この女の姉ちゃんだろ?』
「うん!
これは、使える!」
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━………
それから五日後。
寧音は、羽馬と職場近くの定食屋にランチに出掛けていた。
そこのレディースランチが好評で、よく女性社員はランチに利用していた。
「ほんと、羨ましいなぁ~
関水さん、あんなカッコいい彼氏がいて!」
「うん」
「関水さんも美人だし!」
「でも、羽馬さん可愛らしくて羨ましいけどな」
「え?そうですか!?」
「うん。私は羽馬さんみたいに感情を表せないから」
人見知りをせず、相手が誰でも臆することなく懐に入っていける羽馬。
寧音は、可愛くて無邪気な羽馬に憧れを抱いていた。
登羽は肘枕をして寧音の頭をゆっくり撫でながら、微笑み見つめていた。
「寧音ちゃん、寝る?」
「ん…」
トロンとした目の寧音を、ギュッと抱き締める。
すると、スースーと寧音の寝息が聞こえてきた。
「……寝た…かな…?」
フフ…と笑って、寧音を起こさないように腕を抜いた。
ベッドの下に散らばった自身の下着とスウェットを着て、ベッドを下りる。
~~~♪
オーブンレンジの音がなる。
中から、温めたタオルを数枚を出した。
「………っ…熱っ!!
ちょっと、温めすぎたかな?(笑)」
そして、適温まで冷ましながらベッドに戻る。
裸で眠っている寧音の身体を丁寧に拭き、下着と自分とお揃いのスウェットを着せた。
「よし!完璧!
…………寧音ちゃんおやすみ!んー」
チュッ!と口唇にキスをして、再びベッドを下りた。
ソファに座り、晴彦に電話をかける。
『登羽~』
「ごめんね、遅くなっちゃった!」
『ううん~』
「情報、ありがと!」
『どうする?掃除、しようか?』
「ううん。掃除するのは簡単なんだけど、急にいなくなったら、怪しまれるでしょ?
情報を、僕のパソコンに転送して?
後は、自分でやるから!」
『了解~!
…………ちょっと待ってな。今、転送したよ~!』
「………ん。きたきた!ありがとっ!」
【羽馬 真未の情報
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晴彦との通話を切らずに、情報を確認する。
「フフ…」
『ん?登羽?』
「良い情報ー見ぃつけた!」
『あー!この女の姉ちゃんだろ?』
「うん!
これは、使える!」
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━━━━━━━………
それから五日後。
寧音は、羽馬と職場近くの定食屋にランチに出掛けていた。
そこのレディースランチが好評で、よく女性社員はランチに利用していた。
「ほんと、羨ましいなぁ~
関水さん、あんなカッコいい彼氏がいて!」
「うん」
「関水さんも美人だし!」
「でも、羽馬さん可愛らしくて羨ましいけどな」
「え?そうですか!?」
「うん。私は羽馬さんみたいに感情を表せないから」
人見知りをせず、相手が誰でも臆することなく懐に入っていける羽馬。
寧音は、可愛くて無邪気な羽馬に憧れを抱いていた。