死体写真2
「……ごめん、わからない」


今はまだ言わないほうがいい。


そう受け取って結は左右に首を振った。


「呪いメールは不特定多数の人物に届くんだよな? ってことは、もう俺たちには届かないかもしれないってことでもある」


大河ができるだけ明るい声で言う。


結は同意するために頷いた。


ただひとつ懸念材料として残っているのは、前回メールが届いたのは同年代の子たちだけだったのが、今回は先生や運転手さんにまで及んでいるということだ。


これは呪いが強くなっているとしか考えられない出来事だった。


「届かないからいいけどよぉ……」


毅が怪訝な顔でそう言ったときだった。


どこからか不意にスマホが鳴る音が聞こえてきて全員が息を飲んだ。


「なんだ?」


ポケットに手を突っ込んだのは毅本人だ。


「メール?」


画面を確認して首をかしげる。
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