さっさと魔界へ帰ってよ! 魔族の婿なんていりません
6. カラーリングしてデートに備えて…
「お母さん、髪を染めてくれる?」
お母さんが私の頭に目をやった。
「そうね、それは染めないとマズいわね」
私はゴミ袋で作ったケープを、お母さんはカラーリングクリームとタイマーを持って、お風呂場に移動した。
「朝、後藤先生に髪色バレちゃって……」
「えーっ! それで?」
お母さんに手伝ってもらいながらケープ(ゴミ袋)を着て、お風呂イスに座った。
「職員室に呼び出しされたんだけど、デュマに魔術で黒くしてもらって事なきを得たよ」
「デュマくんに感謝しないとね」
「ううん、いいの。
交換条件で、今度の休みの日にデートすることになっちゃった」
「あら、それはそれは」
お母さんがクスッと笑った。
お母さんが私の頭に目をやった。
「そうね、それは染めないとマズいわね」
私はゴミ袋で作ったケープを、お母さんはカラーリングクリームとタイマーを持って、お風呂場に移動した。
「朝、後藤先生に髪色バレちゃって……」
「えーっ! それで?」
お母さんに手伝ってもらいながらケープ(ゴミ袋)を着て、お風呂イスに座った。
「職員室に呼び出しされたんだけど、デュマに魔術で黒くしてもらって事なきを得たよ」
「デュマくんに感謝しないとね」
「ううん、いいの。
交換条件で、今度の休みの日にデートすることになっちゃった」
「あら、それはそれは」
お母さんがクスッと笑った。