マグ

そのくらいの年齢になれば、真澄も私も人生の大半を生きて、残る人生の見通しも立っているのではないだろうか。


そして自分にとっての真実が何なのか分かっている頃だろう。


昔のように諸々の感情に流されたり、惑わされたりする事もなく、自分がどこを向き、何を考え、何をしているのか自覚しながら暮らしているはずだ。










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