マグ

しかし次の瞬間、その想像を粉々にするような痛みが、私の中を走った。


どうして・・・?

繰り返される痛みは、昼間見た空色と思わず好きと言ってしまった彼の笑顔とは、何の関連もないように思えた。



しかし、彼の呼吸が更に荒々しくなると、私の中で何かが変化した。






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