"ぶっきらぼうで笑わない女神"の恋愛事情
翌日11時40分、指定された時間まで残り10分となった。そろそろ行かなければ上階部にある専務室には間に合わないのだが、身体が拒否反応を起こしている。あわよくばすっぽかしたい。
しかし、何故11時50分などと中途半端な時間なのだろう。それよりも何よりも、いつまで否定戦を続けることができるだろうか。あの専務のことだ、部屋に呼びつけるという事は、もう確実にバレているのかもしれない。
どうしたものか…
嫌な出来事は忘れてしまおうと思っていたのに、こんなことになってしまい、気持ちが沈んでしまった。
「おや?葛葉さん、まだここにいたのか!急ぎの仕事かな?」
「いいえ、とくに」
「だったら早く行きなさい」
課長に催促され、真琴は重い腰を上げた。
どうやらしっかりと課長の許可を取っていたらしい。
「行って参ります」
結局すっぽかすこともできず、重い足を引きずりながら専務室へと向かった。扉の前で深い溜息をつき、ドアをノックした。
「どうぞ」
「失礼いたします」
しかし、何故11時50分などと中途半端な時間なのだろう。それよりも何よりも、いつまで否定戦を続けることができるだろうか。あの専務のことだ、部屋に呼びつけるという事は、もう確実にバレているのかもしれない。
どうしたものか…
嫌な出来事は忘れてしまおうと思っていたのに、こんなことになってしまい、気持ちが沈んでしまった。
「おや?葛葉さん、まだここにいたのか!急ぎの仕事かな?」
「いいえ、とくに」
「だったら早く行きなさい」
課長に催促され、真琴は重い腰を上げた。
どうやらしっかりと課長の許可を取っていたらしい。
「行って参ります」
結局すっぽかすこともできず、重い足を引きずりながら専務室へと向かった。扉の前で深い溜息をつき、ドアをノックした。
「どうぞ」
「失礼いたします」