"ぶっきらぼうで笑わない女神"の恋愛事情
洸平の顔から笑みが消え、真琴を正面に向かい合った。
「真琴さん、兄さんの数々の失礼と、雪乃のこと、本当にごめんなさい」
洸平が深く頭を下げる。
雪乃とやらのことは全く納得いっていないが、恭平からは真摯に謝ってもらったし、もう気持ちも落ち着いている。
「洸平さん、やめてください。正直、最初は激昂していましたけど、きちんと謝ってもらえましたし、今はもうなんとも思っていません。恭平さんともお友達になりました」
「お友達?」
「はい、お友達からよろしくお願いしますとの要望を受け入れてくださいました」
「そうなの?ああ、だからレベルアップって言ってたんだね」
「そういうことです」
「兄さんはね、ずっと僕を守ってくれいたんだ。僕は、兄さんに幸せになってもらいたい。できれば、真琴さんと一緒に。僕にとってふたりはとても大切な人だから。凄く図々しいこと言ってるのは分かってる。でも、それが僕の願い。真琴さん、兄さんは人間だけど、目を逸らさずに、ちゃんと見て欲しい」
何故なのかは分からないけれど、洸平の言葉は抵抗なくすうっと真琴の心に入ってくる。思い返せば、初めて会った時からそうだった。
「わかりました」微笑んで答えると、洸平は安堵した表情を見せ「よかった」と軽く息をついた。
「さぁ、準備しなきゃ。真琴さん、僕が盛り付けたやつテーブルに運んでくれる?」
「はい」
洸平と連携して朝食の準備をし、ちょうど並び終えたところに恭平が戻ってきた。
黒のゆったりとしたルームウェア姿に、軽く拭いただけであろう濡れた髪が、容赦ないほどの色気を放ち、ふわっと漂うボディーソープの香りが、真琴の鼻腔をくすぐった。
「真琴さん、兄さんの数々の失礼と、雪乃のこと、本当にごめんなさい」
洸平が深く頭を下げる。
雪乃とやらのことは全く納得いっていないが、恭平からは真摯に謝ってもらったし、もう気持ちも落ち着いている。
「洸平さん、やめてください。正直、最初は激昂していましたけど、きちんと謝ってもらえましたし、今はもうなんとも思っていません。恭平さんともお友達になりました」
「お友達?」
「はい、お友達からよろしくお願いしますとの要望を受け入れてくださいました」
「そうなの?ああ、だからレベルアップって言ってたんだね」
「そういうことです」
「兄さんはね、ずっと僕を守ってくれいたんだ。僕は、兄さんに幸せになってもらいたい。できれば、真琴さんと一緒に。僕にとってふたりはとても大切な人だから。凄く図々しいこと言ってるのは分かってる。でも、それが僕の願い。真琴さん、兄さんは人間だけど、目を逸らさずに、ちゃんと見て欲しい」
何故なのかは分からないけれど、洸平の言葉は抵抗なくすうっと真琴の心に入ってくる。思い返せば、初めて会った時からそうだった。
「わかりました」微笑んで答えると、洸平は安堵した表情を見せ「よかった」と軽く息をついた。
「さぁ、準備しなきゃ。真琴さん、僕が盛り付けたやつテーブルに運んでくれる?」
「はい」
洸平と連携して朝食の準備をし、ちょうど並び終えたところに恭平が戻ってきた。
黒のゆったりとしたルームウェア姿に、軽く拭いただけであろう濡れた髪が、容赦ないほどの色気を放ち、ふわっと漂うボディーソープの香りが、真琴の鼻腔をくすぐった。