「好き」って言ってよ!
奈帆は何も言えないと言う顔をした。
「…その様子だと何も言っていないって言うことでいいかな?」
そう言った哲郎に、
「考えさせてください…って、言ったかな」
と、奈帆は言い返した。
「えっ、どうして?」
奈帆のことだから当然のように婚約破棄を申し立てるだろうと思っていたので予想とは違う彼女のその返事に、哲郎は驚いて聞き返した。
「あの人の気持ちを初めて聞いたから…何か、どう返事をすればいいのかわからなくて。
本当だったら一緒に出かけるイベントが終わったらすぐに婚約破棄を言ってやろうと思ってたんだけど…正直なことを言うと、どうすればいいのかよくわからなくて…」
「それで、“考えさせて”なんだ…」
そう言った哲郎に奈帆はコクリと首を縦に振ってうなずいた。
「…その様子だと何も言っていないって言うことでいいかな?」
そう言った哲郎に、
「考えさせてください…って、言ったかな」
と、奈帆は言い返した。
「えっ、どうして?」
奈帆のことだから当然のように婚約破棄を申し立てるだろうと思っていたので予想とは違う彼女のその返事に、哲郎は驚いて聞き返した。
「あの人の気持ちを初めて聞いたから…何か、どう返事をすればいいのかわからなくて。
本当だったら一緒に出かけるイベントが終わったらすぐに婚約破棄を言ってやろうと思ってたんだけど…正直なことを言うと、どうすればいいのかよくわからなくて…」
「それで、“考えさせて”なんだ…」
そう言った哲郎に奈帆はコクリと首を縦に振ってうなずいた。