神殺しのクロノスタシスⅤ〜前編〜
作者あとがき
長時間お疲れ様です。あとがきの時間です。

本編はここで終了ですが、このあとがきの後に、ジュリス&ベリクリーデの外伝があるので。

興味がある方は、最後まで読んでいってください。

しかしこの作者、ジュリスとベリクリーデ好きだなぁ。

最初はそうでもなかったのに、何故かいつ頃からか、この二人に目覚めてしまった。

さて、それはともかく。

ここまで読んでくださった皆さん、毎度のことながら、お付き合い頂きありがとうございます。

記念すべき、『神殺しのクロノスタシス』第5弾です。

第5弾かぁ…。まだそんなもんか?

もっと書いてるような気がしたけど。

まぁ、クロノスタシスは一つ一つが長いんで、体感時間的には凄く長いんです。

ちなみにこの第5弾って、何ページなんですかね。

相変わらず、メモ帳に下書きしてからコピペする…の作業を繰り返してるので。

下書きの時点では、何ページ書いてるか分からないんですよね。

なんか今作、凄い短い気がする。300ページくらいしか書いてないんじゃないか?

私がその真相を知るのは、コピペ作業が終了したときです。

しかも、今作もかなり尻切れトンボですからね。

明らかに、これからまだまだ続きますというフラグを立てています。

勿論、その予定はあります。

遠からず第6弾が待ち受けてるぞ。長いなー。

もう誰も読んでない気がするけど、私は楽しいから良いや。

最近、エロマフィアよりクロノスタシスの方が楽しいんですよね。

ルレイアに殺されるぞ。

そろそろエロマフィアも書こうかな、と思います。

ちなみに、クロノスタシス第5弾のあとがきを執筆している現在。

実は、まだクロノスタシス第4弾の添削作業中です。

何をやってるんだか。

公開するタイミングを完全に失った結果、こうなっています。

ちなみに、私がこれを書いている今の季節は、夏です。

公開してる頃には、もう一冬明けてるんじゃないか…?

…。

…まぁ、書いてる私は楽しいから良いや。





さて、それじゃ毎度お馴染みの登場人物紹介。

と言っても、書くことないんですよね、もう…。

実は、前半どんな話だったかもよく覚えていないという…。

今作は主に、イーニシュフェルトの里で作られた、童話シリーズという魔法道具と戦う…というストーリーがメインでしたよね。

じゃあ今回のあとがきは、登場人物紹介と言うより。

おおまかに分けて、各章ごとに解説していきましょう。

10年近く小説書いてきて、こんなあとがきは初めてだぞ。

まず最初にバトルした童話シリーズは、第4弾で書いた白雪姫…なんですが、それは前作のあとがきで書いたので、飛ばすとして。

今作で最初に登場した童話シリーズは、『オオカミと七匹の子ヤギ』ですかね。

ドッペルゲンガー騒ぎから始まったんだった。うわー懐かしー。

童話のタイトルとストーリーを上手く噛み合わせるのに、非常に苦労した今作です。

何故ドッペルゲンガーか、というと。

ヤギの真似をするオオカミ=そっくりさん=ドッペルゲンガー、みたいな連想ゲームの結果です。

基本童話シリーズは、どれも連想ゲームです。

しかも、設定考えるのかなり辛かった記憶があります。

悩まずに決まったのは…『シンデレラ』くらいだろうか?

『人魚姫』もあんまり悩まかなかったかな…。

ともかく、イーニシュフェルト組は羽久以外、皆さん自分のドッペルゲンガーと相対することになりました。

それぞれの性格が出てて良いですよね。

シルナはまず和解を試み、イレースは容赦なくぶん殴り…みたいな。

元暗殺者組も、容赦なくぶった斬ってましたね。イーニシュフェルト組は過激な奴が多いな。

ベリクリーデちゃんだけは、ちょっと複雑な世界に送られていましたが。

何で羽久ではなく、ベリクリーデちゃんのドッペルゲンガーが現れたかと言うと…。

それは、作者がベリクリーデちゃんを好きだからなんですが…。

そう言うと身も蓋もないですね。

ベリクリーデちゃんに別人格が生まれるという設定は、クロノスタシス第4弾を書き終えた直後くらいに閃いたような。

ベリクリーデちゃんは二十音と対になる存在なので、ベリクリーデちゃんにも別人格が生まれてもおかしくないなぁと思いまして。

そこで、ベリクリーデちゃんも多重人格デビューを果たしました。何だその嬉しくないデビューは。

新しく生まれた人格、その名もベリーシュ・クルークスちゃんです。

例によって、彼女はオリジナルベリクリーデよりもしっかり者で、そして常識人です。

二十音も、オリジナルの二十音より、羽久の方が話が通じる人格なので。

ベリーシュちゃんも、オリジナルベリクリーデより話の通じる人格となりました。

ベリーシュちゃんは自分の存在について、周囲にアピールすることはありません。

余計な詮索や勘繰りをされたくないので、あくまでベリクリーデちゃんの振りをしています。

今のところ、ジュリス以外には見破られていません。凄い。

シュニィちゃん辺りは鋭いので、「…?」くらい思ってそうですが。

直接「あなた別人格ですか?」と聞くのも失礼なので、黙ってスルーしています。

しかし、一発で見抜いたジュリスも凄いな。

作者のジュリスに対する愛も凄い。

初登場時は全然そんなことなかったんですが。噛めば噛むほど味が出るんですよジュリスって。スルメか?

だからか、魔剣使い、なんて新しい設定ももらっちゃってさぁ。

そして魔剣があるってことは、きっと何処かに聖剣もあるってことで…。

いやぁ物語の幅が広がるなぁ。

ちなみにこの後の外伝は、ジュリスがその魔剣を手に入れた経緯について書いてあります。

作者と同じく、ジュリス愛のある方は是非読んでいってください。

そんな人はいるのか?

知ってる人は知ってると思いますが、ベリクリーデちゃんは、私の過去作に出てきた人生二回目の女の子、ベアトリーシュちゃんがモデルです。

未だにベアトリーシュという名前が気に入っています。

じゃあもしかしたら、ベリクリーデも怪力だったりするのかなぁ。

ギター上手そう。

そしてもう一つ余談ですが、ベリクリーデが断絶空間に送られていたとき、双子の姉妹だったシファちゃん。

作者的には、結構好きでした。



では次。次に出てきたのって何だったっけな。ちょっと確認しなくては。

あ、『人魚姫』だ。

この『人魚姫』だけは、巻き込まれたのはイーニシュフェルト組ではなく。

聖魔騎士団のシュニィとアトラスでしたね。

何でこの二人かって言うと、クロノスタシス第3弾のとき。

大隊長達が異次元世界に閉じ込められたり何なりで、色々活躍の機会があったにも関わらず。と
 
この二人だけ、何もなかったので。

ちょっと活躍の機会を与えようと、遅れ馳せながら参戦して頂いた次第です。

成程、ルシェリート夫妻を忘れていた訳ではなかったんだな。

この二人割と好きです。

ジュリスとベリクリーデほどじゃないが。

シュニィちゃん的には、この『人魚姫』は思い出すだけで頭痛そうですね。

基本的に、シュニィちゃんは自分がアルデン人であるが故に、劣等感を抱いているので。

強く自己主張出来ず、余計に悶々と頭を悩ませたことと思います。

しかし、そんな心配は結局無用でしたね。

アトラスさんが全然ブレない人で、むしろあっぱれでした。

末永くお幸せに。

しかし、白雪姫と言い人魚姫と言い、私の手にかかると凄く嫌な奴みたいに書かれてますが。

オリジナルの童話では、全然そんなことないので。風評被害なので。そこは履き違えないようにしましょう。
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