チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「あ、茉由ちゃんバイバイ、また明日ね」


振り向いて、茉由ちゃんに向かってちょっと手を振る。


「みーくちゃん、今日はみんなでカラオケに行かない?」


朝陽くんの声に前を見ると、朝陽くんのお友達らしきたぶん先輩たちが、口々におしゃべりしながら立っていた。


絢音学園はネクタイの色が全学年同じだから、ぱっと見何年生かわからない。


男子もいるし、女子もいる。
< 101 / 541 >

この作品をシェア

pagetop