チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!
そう思ったとき、
「んじゃ、今日は図書室で勉強でもする?」
朝陽くんの満面の笑みにぶつかった。
朝陽くん、立ち直りがものすごく早い。
メンタルがすごく強いんだなぁ。
あっけにとられるというか、むしろ尊敬の気持ちで朝陽くんを見つめる。
すると朝陽くんは、あたしの手をスッと握ってこう言った。
「じゃあ、図書室に行こう。南校舎の2階にあるから」
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