チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!
来週にはぽいってされちゃうのかなぁ。


そんなことを考えて上履きのつま先を見ていたら、「はいはいはーい、注目、ちゅうもーく!」


と、いう声が聞こえて、同時に手首を軽くつかまれた。


あれ? 横にいた三浦くん……じゃない。


三浦くんを押しのけた小嶋先輩だ。

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