チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!
あたし、抱きしめられてるだけでいっぱいいっぱいなのに、これ以上キスなんてされたら……本当に倒れてしまう。
だから、ぶんぶんぶんと首を横に振りたかった。
でもその前に、あたしと視線を絡めた先輩が言った。
「俺、今までさんざん遊んできたし、人並み以上には女の子と付き合ってきたけど。
初めて本気でキスしたいと思ったのは、みくちゃんが初めて。
だからキスしていい? 俺の腕の中にいるみくちゃんが可愛すぎて、これ以上我慢できそうにないんだけど」