チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


先輩は目をつむって唇を突き出した。


「みくちゃん、早くー」


って、完全にあたしをからかっている。


でも、でも……。


あたしはやっぱり朝陽くんのことが好きだから、ほんの短く、触れるだけのキスをした。


「短っ。っていうか、情熱が足りなさすぎなんですけど」


にやっと笑った朝陽くんが、自分の唇を指さした。

< 534 / 541 >

この作品をシェア

pagetop