Rhapsody in Love 〜二人の休日〜


とにかく、執筆中断期間があったにも関わらず、ずっと待ち続けていてくださった皆様、リアクションをくださった皆様、この物語を愛してくださっている皆様と共に書いた作品となりました。
本当に感謝の言葉は、言い尽くすことができません。


この作品は、「二人の休日」と題している通り、遼太郎がサプライズで帰省した次の日の朝から再び東京に戻るまで、短い冬休みの間の二人の甘い情景をただただ書いています。
ほんのちょっと気持ちがすれ違うことがあっても、大きな波風が立つこともなく、基本的には何よりもお互いを大事に思ってる二人ですから、極めて平和な物語となりました。
本編が辛かったり切なかった分、主人公二人にとってはご褒美みたいな作品です。


私にとってこの作品を書くことは、楽しみというか、「書かなきゃ」という意識に駆られて…とでも言いましょうか。私の頭の中でみのりや遼太郎が生きて存在している証を何かの形で残しておきたいという思いの方が強いです。

でも、書くこと自体も楽しんでますよ。時間を確保できても脳が疲れている時は全然書けないので、そんな時はなかなか物語が進まないし、まどろっこしくてイライラモヤモヤするんですけど、何とかそこを乗り越えてコツコツと書き進めてます。


〝短編〟と想定していた物語でさえこの分量になり、書くのに費やした期間も一年以上かかってしまったので、今頭の中で構想している物語を全部書くのにどのくらいかかるのか分かりません!

大雑把に物語の展開を考えてはいるんですが、それを文章に書き起こすとなると、現実感を持たせるためにいろいろエピソードを盛り込んだり、笑いの要素を入れたくなってしまうので、なかなか先に進まないんです。本当に自分でも困ってしまいます。どんどん作品を書いてる作家さんもいるみたいですけど、本当に羨ましいです……。


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