恋の魔法は間違えないで下さい!
家に帰った私は自分の部屋に飛び込んだ。

図書館で穂高くんと別れようとしたら、

「送っていくよ」

と爽やかに言われ、家まで送ってもらった。

結局、最後の最後までうまくかわされてしまって付き合うことを断ることは出来なかった。

「奏斗くんが好きなこともバレちゃったしなー」

私はベッドに飛び込み、枕に顔をしずめた。

「これからどうなるんだろ」

その日はしばらくそのまま眠ってしまった。

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