素敵後輩の隠し事



「城内。嫌な奴なら、休みの日うちに来なくていいんだよ。

暇だからってずっとうちでゲームしてるんだから」


「そんなプライベートな関係なんですか!?」


思わず叫んでしまった私。

だって、仲良しだとは思っていたけど、家に入り浸っているなんて。



橘さんは相変わらず穏やかに言う。


「城内は暇人だからね。

彼女作ればいいのに」


「うるせぇな!!」


城内君はやっぱり橘さんには当たりがキツい。

ビクッとする私とは逆で、橘さんは余裕の表情だ。



「そんなこと言ってると、矢田さんにも逃げられるよ。

矢田さん、怖い人苦手なんだから」



橘さん……いい人だと思っていたけど、城内君にはきついことを言うんだね。

そして、荒れていたという城内君が怖くないんだ。


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