素敵後輩の隠し事



橘さんはなんだか慌てながら

「な、なんて聞いたの?」

私に聞く。

その声はうわずっていた。

橘さんがビビるくらい城内君は怖かったのか。




「城内君が道を踏み外していたこととか、神木って人を追って大学に入ったこととか……」


その瞬間、

「えぇッ!!!??」

橘さんはますます驚いて変な顔をする。

しまいには、

「なんだか頭痛がしてきた……」

具合悪そうに頭を押さえる始末だ。

橘さんももしかして、城内君や神木に色々されていたのかもしれない。

橘さんの過去を掘り返して申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


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