「ねーえ、リュウくん。お願いがあるんだけど」



私は、おねだりをする子供のような甘えた声で話しかけた。



「なあにー?」



リュウくんはゲームに夢中で、こちらを見ようともしない。



「これから私のこと、ミオって呼んでくれないかなぁ」



「…」



ポゥンポゥンとゲームの音だけが響き、リュウくんは無言だ。



私はジュース片手に、そっと近づいた。



「ねえ、リュウく…」



「あーーっ!!!!」



「わぁ!」



突然の雄叫びに、あやうくグラスを落としそうになった。



「ちょ、ちょっと、なに、もうっ!びっくりするでしょ!」



「ミオちゃんが話しかけるから、死んじゃったじゃないかー!」



……。





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