どらま

【タイプじゃありません!!!】

「そう言ってたのに……。
何でタイプじゃない俺と結婚したんだ?」



あれから10年後。私は昭空先生と結婚し、私達の物語のドラマを一緒に見ていた。



「それは…」

「本当はタイプだったんだろ?」

「違います!!!
そっちがタイプだったんでしょ?」

「1ミリもタイプじゃない!!!」

「1ミリもって……ひど」

「まだ脚本家を続けたいと思わせてくれた人だからな」



昭空先生は10年後の今もドラマの脚本を書いている。



「もしかして。初めて会った時から俺を好きだったとか?」

「………。
この前の短編ドラマどうだった? 面白かったでしょ?」

「面白いな」

「短編ドラマが!!!」

「君が。
短編ドラマは面白くない」



私もまだ脚本家を続けている。

脚本を書くのが好きだから。

あなたの『面白いな。君のドラマ』が聞きたいから。
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

こまかくて

総文字数/3,514

恋愛(その他)13ページ

ベリーズカフェラブストーリー大賞エントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
自分の家の鍵を取りに行ったら、あなたと出会えました。
人生2度目はパン屋さんをやるので、あなたの家政婦にはなりませんが、家事の仕方は教えてあげましょう。

総文字数/5,625

ファンタジー19ページ

第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞エントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
パン屋さんになってみせます!!!
僕の習慣

総文字数/1,131

その他10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
僕の習慣って……どうですか?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop