私の光
ん…?
え?

体育祭を見に来た?そして蝶蘭姉さんの声の後ろからボスの声も?

2人で来たの!?

「すぐ行きます,どこにいるんですか?」

「国旗の前じゃ」

国旗?
私,今日本の国旗の近くにいるけど蝶蘭姉さんとボスらしき人は見当たらない

「どんな国旗ですか?」

「花が描かれておる」

花…?
まさか…国旗じゃなくて校章が描かれてる旗?

慌ててそこまで走っていくといた

いつもは和服なのに今日は水色のワンピースを着て日傘をさしてる蝶蘭姉さんと黒の服を着てるボス

護衛の姿が見えない…

連れてきてないの…!?

息を整えてボスの目の前まで行き目、の前に片膝をついて深々と頭を下げた

「今日からプライベートなんだから必要ないよ?」

「そうじゃ,こんなやつを敬う必要はないぞ」

「蝶蘭くん…流石にそれは酷いよ?」

ボスにそんなことを言えるのは蝶蘭姉さんぐらいなんだよね

「あの…護衛はどうされたんですか?」

「連れてきておらぬ,神楽殿の護衛は妾じゃ,神楽殿が無理矢理着いてきおって」

蝶蘭姉さんはボスとは呼ばず,ボスの名字である神楽と呼んでる

下の名前は知らない

「蝶蘭くーん?なんか冷たいよ?」

「神楽殿に冷たいのはいつものことじゃ」

「桜華くんも何か言ってよ」

あはははと苦笑いだけしといた

「私の部下ってみんな冷たくない?」

「そうかのう?」

「そうですか?」

「桜華,ボスをいじめるのはそれぐらいにしとけ」

「いじめてないしぃ」

ぽんっと頭の上に置かれた手を頭を振って落とす

「おはようございます,ボス」

ボスの前に跪いたしゅん

「みんなしゅん君を見習おうよ」

「絶対にお断ります」

「妾も絶対に嫌じゃ」

しゅんを見習うなんて絶対嫌だ
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